今年乗り物にかけた金額
今年はバイク、車に埋もれた一年だった。
自分でもここまでハマるとは思ってもいなかったが、一生の趣味に出会えたのはとても幸せなことだ。
・・・しかし乗り物にはお金がかかる。乗ったり、直したりはもちろん、ただ維持するだけでも莫大にお金がかかる。
今回は自分への戒めとして今年乗り物にどの程度使ったのかを計算してみる。
(事業のためストックしてある車両は除き、完全に趣味のために保有している車両のみを考える)
バイク部門
①Aprilia RS50
初めて買ったバイクがこのイタリア産レーサー原付、RS50だ。
当時二輪免許を持っておらず、日常用の足にするため原付を探していた私はネットオークションでボロボロのRSに出会う。このジャンルのバイクは市場でプレミアがついており原付のくせに金がかかった。
イタリア生まれなだけあり、冗談のように壊れ、その度に修理し色々なところへ旅した。今は後輩に譲り修理を待っている。
購入費:150,000円
税金等:0円(期日前に譲渡したため)
保険料:25,000円
パーツ代:80,000円
計:255,000円
②スズキ 蘭(青)
バイク、というよりスクーターだ。いつも通りRS50が壊れ、急遽二輪が欲しくなったのでネットで不動車をもらい受け、修理して乗り始めた。
リミッターカットや燃調濃化、スプロケット交換で最速スクーターを目指し目測75km/hに到達している(世紀末)。
購入費:0円
保険料:0円(原付で一括加入)
パーツ代:8,000円
計:20,000円
③スズキ 蘭(赤)
そう、二台目である。上記の蘭を修理する最中、蘭から「友達が欲しいよ・・・」という声が聞こえたので状態のいい不動車を貰い受けて修理した。
RS同様、後輩に譲った。来年は蘭ツーリングが楽しみである。
購入費:25,000円
税金等:15,000円(自賠責・前所有者の滞納税)
保険料:0円(原付で一括加入)
パーツ代:1,500円
計:41,500円
④スズキ デスペラード400X
ようやく普通二輪、一気に400ccのバイクへランクアップ。アメリカンに乗りたいと思いバイク屋を巡り、一目惚れで即決購入した。
整備状態の良い個体を選んだためかなり状態が良い。
購入費:400,000円
税金等:0円(購入費に含む)
保険料:65,000円
パーツ代:30,000円(カスタム込み)
計:495,000円
⑤カワサキ GPZ400R
憧れのNinjaである。昭和の水冷4気筒であり、当時のベストセラーなので年代のおじさんに話しかけられまくる。
ネットオークションで不動車を貰い受け、修理した。おそらく最も手がかかっているのがGPZだ。カワサキ・・・お前・・・
速くて、とても音が良い。
購入費:150,000円
税金:0円(支払月未到達)
保険料:65,000円
パーツ代:60,000円(費用より時間が恐ろしくかかった)
計:275,000円
バイク部門合計
しめて5台にかかった合計金額は
計:1,086,500円
・・・まあこのくらいな気がしてはいた。
車部門
①トヨタ セリカ(ST182)
初めてのマイカーである。車を愛する歓びを教えてくれた相棒である。
軽自動車を買いに中古車屋へ行き、一目惚れで即決購入した(既視感)。31年選手ではあるが当時の走行距離は驚愕の5万km。愛らしいリトラクタブルにNAエンジンATミッション。スポーツカーとしては物足りないが、そんな所も愛おしい。
購入費:800,000円
税金:0円(購入費に含む)
保険料:120,000円
パーツ代:150,000円(夏冬タイヤホイールや車内装備)
計:1,070,000円
②スズキ ジムニー(JA11V改)
冬用にお遊びで購入した。車高がかなり上がっており、過走行車なので乗り味は最悪だが、運転にはかなり面白みがあり見た目がかっこいい。
貨物登録なのでかなり荷物が乗る点もなんだかんだ便利だ。
購入費:100,000円
税金:0円(支払月未到達)
保険料:120,000円
パーツ代:80,000円(足回り修理・塗料費など)
計:300,000円
③日産 スカイライン(ER34)
憧れのスカイライン。丸目4灯テールランプはあまりにも美しい。
最近R34系のスカイラインは高騰が甚だしい。GT-Rなどはここ半年で1000万円程相場が上昇した。趣味車ではあるものの、長く乗って市場価値の上昇をニヤニヤ眺める予定だ。
購入費:1,400,000円
税金:0円(支払月未到達)
保険料:120,000円
パーツ代:70,000円(オーディオ、ホイールなど)
計:1,590,000円
車部門合計
しめて3台にかかった合計金額は
計:2,960,000円
余裕で新車が買えるわね。
バイク・車の総計
さあここまで車両ごとにかかった金額が出揃った。バイクと車すべての合計金額は
計:4,046,500円
となる。ポルシェでも買ったほうがいいのでは。
・・・しかし、これで全額ではない。
まずバイクに乗るため教習所に通い免許を取得した。
教習所・免許:110,000円
また、乗り物を動かすには燃料、つまりガソリンが必要となる。
ガソリン費:330,000円(燃費記録アプリより集計、計27,000km)
そして乗り物を保管する場所も必要となる。
車3台、バイク4台(こちらは特殊事情により激安)
保管費:140,000円
これらの金額も合算すると
総計:4,626,500円
となった。もちろん厳密にいえばオイル関係、洗車費用、その他かかった費用が無数にあるため、500万ほどになりそうだ。
総括
正直、バイク5台車3台持つにしてもやろうと思えば総額100万円に収めることは当然可能である。
しかし私の場合、その5倍かかっているのは単純にその時欲しいものを次々に購入したからに他ならない。
一般的な感覚からして大学生が趣味に500万円かけるというと異常の一言だろう。その通りだ。
ただ、私は、500万円かけて手に入れた今の環境には非常に満足している。この趣味に出会って人生が明るく色づいたように感じる。
最も、私の場合所有する車バイクは、市場に出せば多少なりとも価値あるビンテージ物なので、浪費ではなく趣味と実益を兼ねた資産形成の一環として捉えていただきたい(早口)。
今後も資金に余裕のあるうちは趣味に金を惜しまず生きてゆこうと思う。
さあ次はどんな乗り物に出会えるのだろうか。